腎臓移植や腎移植と言えば、透析患者が移植を受ける場合、腎臓提供者(ドナー)が出てくるまでひたすら待ち続けるか、海外の特定国に渡り治療を受けての腎臓移植となりますが、腎臓移植に至っては日本国内にいるのと違って色々と不安になることがあると思われます。
手術について
海外(中国)での腎臓移植と言えば腎不全やその他病に蝕まれた自分の腎臓を摘出し、新たに外国(中国)のドナーからもらった腎臓を同じ所に移植されると思われがちでしょうが一般的に海外(中国)の腎臓移植とは、患者自身の腎臓は摘出せずに腰の辺り(体の裏側)に二つある自分の腎臓と腹部(前側)の膀胱との間に追加するようにバイパスされます。
それは最も多い症状の中で腎不全の場合の腎臓は腎機能が低下し萎縮している為に小さくなっている点と体の後ろと前の離れたところに移植される為に手術の際も邪魔になるようなことはありません。
お腹の右下(鼠径部)の皮膚をおよそ15cm〜20cm程切開し、骨盤の中(腸骨窩)に移植されます。
腹部には腹膜という膜があり、腹腔を形成していますが、ここにメスを入れたり傷を作ると術後の腸閉塞や腹膜炎等の合併症を避ける為に、腹膜を傷つけずに腹腔の外(後ろ腹膜=腹膜の外側)に腎臓をおさめます。
腎臓には「動脈」「静脈」「尿管」の3本の管があり、それぞれを「内腸骨動脈」「外腸骨静脈」「膀胱」にバイパスします。
しかしのう胞腎やネフローゼの様に腎臓が大きくなっている場合や非常に強い膀胱からの尿の逆流(膀胱尿管逆流現象)移植腎に感染が予想される腎炎(腎盂腎炎)や腫瘍がある場合は自分の腎臓を摘出することがあります。
手術後について
海外(中国)の腎臓移植の手術を施された後は、血管をバイパスし血流が再開された後は、通常数分〜数十分で尿が出始めます。
基本的に海外(中国)の腎臓移植とは、ドナー側から摘出された後は抗凝血剤等の処置が施された場合は48時間以内に腎臓移植すれば問題がないと言われておりますが、摘出後からどれくらいの時間でレシピエントに移植され血流を再開されるかによって完全な回復の速さが決まります。
尿が出始めるまでに、数日〜数週間かかることもあり、その間、透析が必要となります。それ以外にもドナーの腎臓やレシピエントに動脈硬化があるなどの理由により、尿が出始めるのに時間がかかる場合があります。
海外(中国)の腎臓移植した腎臓が十分機能すれば、透析は必要ありません。しかし、海外(中国)の腎臓移植後早期では腎機能が安定しないこともあり、肺水腫や高カリウム血症などを発症し、そのために透析が必要となることもあります。しかしそのような場合でも、腎機能が良くなれば透析を離脱できます。献腎移植の場合には、移植後しばらくの間は、透析が必要となることが一般的です。
ですから一般的には海外(中国)の腎臓移植後、血液透析患者の場合は当面シャントはそのままにしておきます。それは早期の不安定な時期では、血液透析が必要となることもある為、腎臓移植後半年〜1年程度経過し、腎機能が安定したと判断されれば、シャントを閉鎖することもあります。
腹膜透析患者の場合はそうとは限らず、海外(中国)の腎臓移植後は、免疫抑制剤の為に免疫力が低下する為に感染症の心配が拭え切れない為に(CAPD 腹膜炎を起こす可能性がある)腎臓移植手術と同時に腹膜炎の予防のため CAPD カテーテルを抜去します。万一、海外(中国)の腎臓移植後、透析が必要になった場合には、血液透析を行うのが一般的です。
詳しくは
海外渡航臓器移植について、のページを参考にしてください。